絶対にしてはいけないクレジットカードの現金化

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絶対にしてはいけないクレジットカードの現金化とは?

個人が作成している金融関係のWEBサイトに、正規のキャッシングを利用できなくなった人のために、「クレジットカードの現金化」を勧める記事を良く見かけます。

 

クレジットカードの現金化というのは、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手にする裏ワザのことです。

 

貸金業法の総量規制における制限額をすでに借りきっている人や、複数の業者からキャッシングをしているために、新たなキャッシングのできない人などに対して勧めています。

 

実際に、クレジットカードの現金化を専門に行っている業者がいくつもあります。当然、クレジット会社はこの行為を禁止しています。

 

現金化の手段は業者によって若干の違いはありますが、システムはほとんど変わりません。まず、利用者が業者から架空の商品をクレジットカードで購入し、業者はクレジット会社に対して売上(代金請求)の処理をします。そして、利用者は購入した商品をすぐにキャンセルします。

 

すると、業者から購入代金が利用者の銀行口座に返金されます。これによって、クレジットカードのショッピング枠を現金に換えられたことになります。

現金化で口座に入るのは、手数料を引かれた金額です!

ただし、口座に振り込まれる金額は購入代金から手数料(10%〜20%)を差し引かれた金額になっています。例えば、手数料が10%の場合、5万円の商品を購入したことにすると、実際に振り込まれるのは4万5千円です。

 

つまり、その手数料が業者の利益になります。その後、通常のクレジットカードの決済が行われ、クレジット会社から業者に購入代金が支払われ、利用者はクレジット会社に購入代金を返済していくことになります。

 

確かに、利用者にとっては現金がすぐに手元に入り、支払いをリボルビング払いにすれば返済も楽にできるというメリットがあります。

 

しかし、正確に言えば、リボルビング払いの15%の手数料に業者の10%の手数料を加えて借り入れたことになります。しかも、即金で10%の手数料を取られるということは、年利に直せば3,650%の利息を業者に支払ったことになります。一昔前に暴利と言われた消費者金融の29%の金利など比べ物になりません。

 

今は総量規制によって、カードローン年収によって審査も変わってきます。お金に困窮している時に藁をもつかむ思いで利用するのかもしれませんが、多重債務によって自己破産をする人と同じ道を歩む可能性が高くなります。絶対にしないという強い意思を持つことが重要です。

 

ちなみに、手数料が少なくて済むことから、デパートなどの商品券をクレジットカードで購入して買い取りショップに売却する人もいますが、理屈は全く変わらないため同じ結末になります。